WindowsでFlutterを始める場合、最初のゴールはflutter doctorの重大な警告を解消し、Android Emulatorまたは実機でサンプルアプリを起動することです。この記事ではAndroidアプリを動かすまでに絞って説明します。
この記事の結論
Flutter初心者は、最初から全部を覚えようとせず、目的を決める、環境を作る、小さく動かす、エラーを読む、画面を増やす、データを扱う、公開を学ぶ、という順番で進めると迷いにくくなります。
全体の流れ
- Flutter SDKを入れる
- FlutterのbinをPATHに追加する
- Android Studioを入れる
- Android SDKとEmulatorを入れる
- flutter doctorで確認する
- flutter createで最小アプリを作る
- flutter runで起動する
Flutter SDKを置く場所
Windowsでは、管理者権限が必要な場所にSDKを置くと更新やキャッシュ作成で詰まりやすくなります。ユーザーフォルダ配下の開発用フォルダに置くと管理しやすいです。
C:\src\flutter
C:\Users\your-name\dev\flutter
PATHを確認する
flutterコマンドをどのフォルダからでも使えるように、Flutter SDKのbinディレクトリをPATHへ追加します。設定後はターミナルを開き直します。
flutter --version
where flutter
Android StudioとSDKを準備する
Android Studioを入れたら、SDK ManagerでAndroid SDK Platform、Build Tools、Platform Tools、Android Emulatorを確認します。エミュレーターを使う場合はDevice Managerで仮想端末を作ります。
flutter doctorで検証する
最後にflutter doctorを実行し、Android toolchain、Android Studio、connected deviceの警告を確認します。ライセンス未承認の場合はandroid-licensesを実行します。
flutter doctor
flutter doctor --android-licenses
flutter devices
よくあるつまずき
- 公式ドキュメントの手順を飛ばして、古い記事のコマンドだけをコピーしてしまう
- エラー全文を読まずに、最後の1行だけで判断してしまう
- Windows、macOS、Android、iOSの話を混ぜてしまい、どの環境の問題か分からなくなる
- 最初から大きなアプリを作ろうとして、動く最小単位を確認しない
次に読む記事
- FlutterでAndroid StudioをWindowsに設定する方法|SDK・エミュレーター・実行確認 — WindowsでFlutter向けにAndroid Studioを設定する手順をまとめます。Android SDK、Flutterプラグイン、エミュレーター、flutter doctorの確認まで扱います。
- flutter createの使い方|新規プロジェクト作成とオプションの基本 — flutter createコマンドで新規Flutterプロジェクトを作る方法を解説します。プロジェクト名、保存場所、作成後の確認コマンドを整理します。
- flutter runの使い方|端末選択・起動確認・よくあるエラー — flutter runでFlutterアプリを起動する方法を解説します。デバイス確認、端末指定、ホットリロード、停止方法、失敗時の見方を整理します。
まとめ
まずはこの記事の完成条件だけを満たし、次の記事へ進む前にコマンド結果や画面表示を自分の環境で確認してください。Flutterは範囲が広いので、1記事につき1つの課題を解決して積み上げる方が、あとで戻って復習しやすくなります。