音のずれは、最初から同じ量ずれるのか、再生するほど大きくなるのかを確認します。素材、編集、書き出しのどこで生じたかを分けて調べてください。
冒頭、中間、末尾のずれを記録する
手を叩く、ボタンを押す、口が開くなど、映像と音の対応が分かる箇所を選びます。説明動画なら、画面が切り替わる時刻とナレーションの内容を照合します。ずれを秒で測れない場合も、どちらが先かを記録してください。
| 見え方 | まず調べること |
|---|---|
| 全体で同じ量ずれる | 音声の開始位置、先頭の無音、読み込み時の位置 |
| 後半ほどずれる | 素材と編集の速度、時間の扱い、変換の有無 |
| 編集点のあとだけずれる | 切った位置、片方だけの移動、区間の伸縮 |
| 字幕だけずれる | 字幕の時刻と、変更後の映像の開始位置 |
元素材でもずれるかを確認する
編集前の動画と音声を確認します。生成映像にあとから音声を付けた場合は、口の動きがもともと台本と対応しているかも見ます。適当に音声を前後へ動かしても、全区間で口元が一致するとは限りません。
元素材では合っているなら、編集プロジェクトの開始位置と速度設定を見ます。音声だけを移動した操作や、映像だけの速度変更がないかを差分として確認します。
FPSの変換と、速度変更を混同しない
フレーム数を変えることと、素材を別の速度で再生することは違います。動画の長さが変わる設定になっていないかを照合してください。ずれが増える理由をFPSだけに決めつけず、元ファイルの時刻、編集設定、音声の長さも確認します。
一定のずれなら開始位置の修正が候補になります。時間とともに変わるずれなら、冒頭だけを合わせて完了にせず、原因を調べて変換や編集方法を見直します。
修正後は、書き出したファイルを再生する
- 同じ三つの確認箇所で映像と音を照合する。
- 字幕の時刻も新しい映像に合わせる。
- 短い区間を実際の設定で書き出す。
- 別の再生環境でも同じずれが出るかを見る。
- 全編を書き出し、冒頭から末尾まで確認する。
編集画面だけがずれる場合は、再生負荷なども確認します。完成ファイルの問題と分けて記録してください。一般的な出力の確認は書き出し設定へ進めます。