WordPressのサーバー移行は、ファイルとDBに加えて、URL・DNS・メール・外部接続を一つの計画へまとめます。記事が表示できたことだけで、フォームやメールまで移行できたとは判断しません。
ドメインを変える移行と、そのままの移行を分ける
ドメインが同じなら、主な切替は接続先や配信の設定になります。ドメインやパスを変えるなら、URLの置換、転送、検索向けの対応も必要です。サーバーを替えるだけで、メールの受信先も変わるかを先に確認してください。
移行の一覧
移すファイル・DB:
残すドメイン・変えるURL:
DNSの管理先:
メールの管理先:
外部API・決済・cron:
切替中に増える記事・受付:
移行先で、外部操作を分けて復元する
バックアップを取得し、対象の版と日時を揃えます。移行先のPHP、DB、テーマ、プラグインの対応を確認します。元サイトからの新しい投稿や問い合わせが増える期間は、最終同期の方法も決めます。
基本的な移行条件は公式の移行案内で確認できます。移行先を試す際は、本番のメールや決済を二つの環境から実行しないようにします。
URLの置換は、保存形式を理解した方法で行う
DBの中には、単なる文字列以外の形式で保存される設定があります。SQLの単純置換だけで済ませず、保存形式を扱える方法を選び、変更前の出力とバックアップを残します。
| 試験 | 確認するもの |
|---|---|
| 記事と画像 | 本文、添付、旧URLへの参照 |
| 検索向け情報 | canonical、robots、sitemap、転送 |
| ログインとフォーム | 権限、受付、通知、メール |
| 定期処理 | 予約とcronが重複せず動くこと |
切替後は、旧環境の受付も確認する
DNSやキャッシュの状態によって、利用者がしばらく旧環境へ届く場合があります。切替中の受付と記事更新を照合し、どちらが正本かを担当者へ共有します。
戻す際も、切替後に増えたデータを失わないようにします。旧環境はすぐ削除せず、保持する期間と終了条件を決めてください。復元の試験はバックアップからの復旧へ分担します。