Android Studioは、Flutterアプリの作成、エミュレーター起動、実行、デバッグ、DevTools確認まで1つの画面で扱えるIDEです。この記事では、初心者が最初に触る操作だけに絞って説明します。
この記事の結論
Flutter初心者は、最初から全部を覚えようとせず、目的を決める、環境を作る、小さく動かす、エラーを読む、画面を増やす、データを扱う、公開を学ぶ、という順番で進めると迷いにくくなります。
Android Studioでできること
Flutter開発ではVS Codeもよく使われますが、Android StudioはAndroid SDK、エミュレーター、デバイス管理と相性がよく、環境構築直後の確認に向いています。
- Flutterプロジェクトを新規作成する
- Androidエミュレーターや実機を選ぶ
- Run / Debugでアプリを起動する
- Flutter InspectorやDevToolsで画面と性能を確認する
最初に確認する設定
- Flutter SDKがインストール済みか確認する
- Android StudioのPluginsでFlutterプラグインを有効化する
- 必要に応じてDartプラグインも有効化する
- SDK ManagerでAndroid SDK PlatformとBuild Toolsを確認する
- Device Managerでエミュレーターを作成する
新規プロジェクトを作る流れ
Welcome画面ではNew Flutter Projectから始めます。すでにプロジェクトを開いている場合は、FileメニューからNew Flutter Projectを選びます。
- GeneratorsでFlutterを選ぶ
- Flutter SDK pathを確認する
- Project nameはlowercase_with_underscoresにする
- Applicationテンプレートで作成する
- 依存関係の取得が終わるまで待つ
実行とデバッグの基本
画面上部でデバイスを選び、RunまたはDebugを押します。実行できない場合は、まずTerminalでflutter doctorを実行し、Android toolchainやdeviceの警告を確認します。
flutter doctor
flutter devices
flutter run
DevToolsを見るタイミング
アプリを実行した後、Android StudioのRunビューやDebugビューからDevToolsを開けます。最初はWidgetツリー、ログ、エラー表示を確認できれば十分です。
よくあるつまずき
- 公式ドキュメントの手順を飛ばして、古い記事のコマンドだけをコピーしてしまう
- エラー全文を読まずに、最後の1行だけで判断してしまう
- Windows、macOS、Android、iOSの話を混ぜてしまい、どの環境の問題か分からなくなる
- 最初から大きなアプリを作ろうとして、動く最小単位を確認しない
次に読む記事
- FlutterでAndroid StudioをWindowsに設定する方法|SDK・エミュレーター・実行確認 — WindowsでFlutter向けにAndroid Studioを設定する手順をまとめます。Android SDK、Flutterプラグイン、エミュレーター、flutter doctorの確認まで扱います。
- flutter createの使い方|新規プロジェクト作成とオプションの基本 — flutter createコマンドで新規Flutterプロジェクトを作る方法を解説します。プロジェクト名、保存場所、作成後の確認コマンドを整理します。
- flutter runの使い方|端末選択・起動確認・よくあるエラー — flutter runでFlutterアプリを起動する方法を解説します。デバイス確認、端末指定、ホットリロード、停止方法、失敗時の見方を整理します。
まとめ
まずはこの記事の完成条件だけを満たし、次の記事へ進む前にコマンド結果や画面表示を自分の環境で確認してください。Flutterは範囲が広いので、1記事につき1つの課題を解決して積み上げる方が、あとで戻って復習しやすくなります。