WordPressの運用先は、共用・マネージド・VPSで、自分が引き受ける管理範囲が違います。料金や速度の前に、更新・障害・バックアップ・移行を誰が担当するかを比較します。
サービスの呼び名より、管理される範囲を読む
| 方式 | 確認する責任の範囲 |
|---|---|
| 共用サーバー | サーバー側の管理と、WordPress側の更新・設定の分担 |
| マネージド | WordPress本体、プラグイン、バックアップ等の対象範囲 |
| VPS | OS、配信、DB、TLS、監視、復旧を管理する担当 |
「マネージド」という名前だけで、すべてのテーマやプラグインの問題まで対応されるとは考えないようにします。契約の対象と対象外を、利用中の構成へ当てはめます。
日常の作業と、障害時の作業を別に比べる
記事更新は担当者ができても、DBの復旧やメールの設定変更は別の担当が必要になる場合があります。誰が連絡を受け、どこまで戻すかを書きます。
運用先の比較票
本体・テーマ・プラグインの更新担当:
不具合の切り分け担当:
バックアップの対象と保管先:
復元を実行する人:
メールとDNSの管理先:
移行・解約時に取り出せるもの:
担当が決まっていない作業がある場合は、その作業を任せられる契約か、外部の保守体制を含めて検討します。
一つの試験サイトで、操作と制限を確認する
現在のテーマと必要なプラグイン、代表記事、試験フォームを使います。利用できないプラグイン、保存容量、同時アクセス、SSHやcronの扱いなど、必要な機能の制限を確認してください。
バックアップの有無だけでなく、試験環境へ復元できるかを確認します。WordPressが扱うファイルとDBの関係は公式のバックアップ説明で確認できます。
更新後の費用と、移行の作業を総費用に含める
初年度、更新後、追加保存、バックアップ、保守担当の費用を分けます。VPSの本体価格が安くても、管理する時間が大きければ運用全体の負担は下がらない場合があります。
具体的な共用サーバーの比較はレンタルサーバー比較へ、変更前の試験はステージングの手順へ分担します。