n8nが動かないときは、画面が開かない問題、workflowが起動しない問題、ノードが失敗する問題を分けます。最初にエラーが見える場所を特定すると、関係のない設定を変えずに調べられます。
画面・起動記録・失敗ノードの三段階で見る
| 症状 | 最初に見る場所 |
|---|---|
| エディターを開けない | URL、サービスの稼働、プロキシ、TLS、ログイン |
| 画面は開くが自動実行がない | トリガー、公開状態、時刻、Webhookの送信先 |
| 実行は始まるが途中で失敗 | 最初の失敗ノードの入力・エラー・接続 |
| 完了表示なのに結果が違う | 分岐先、件数、項目の対応、外部側の結果 |
「動かない」という言葉のまま調べず、最後にできた操作と、最初にできなくなった操作を一文ずつ書きます。再現に必要な入力と実行IDも残してください。
直前の変更を、元へ戻せる単位で確認する
接続先、認証、ノード更新、入力項目、公開した版など、直前に変えたものを確認します。更新後に止まったからといって、更新だけが原因とは限りません。外部サービスの権限や制限が同時に変わっている可能性もあります。
調査メモ
期待:何が起きるはずだったか
現状:どこまで進んだか
証拠:実行ID・エラー・入力の形
変更:最後に動いた版との差分
試験:今回一つだけ変えること
実行の入力に秘密や個人情報が含まれるなら、問い合わせやAIへの相談には必要な部分だけを伏せて渡します。Credentialsの再発行を原因調査の最初の手段にしないようにします。
失敗ノードの直前で、値が届いているか見る
項目が欠けた、文字列が数値になった、itemが0件になった、といった変化を確認します。外部APIの401や403なら認証と許可範囲、429なら対象サービスの上限、5xxなら相手側の障害も調べます。
ノードごとのCommon Issuesは、n8n公式ドキュメントから該当ノードを探します。古い画面の対処を使う前に、インスタンスとノードの版を記録してください。
復旧した後に、結果不明の処理を照合する
外部への作成や更新を含む実行は、失敗表示でも一部が完了している場合があります。まず結果IDや台帳を確認し、未実行と結果不明を分けます。読み取りの試験と、更新の再実行も別に行ってください。
再発を見つける通知は、原因を直した後に整えます。再試行の範囲はエラー処理、重複の確認は二重実行を防ぐ設計へ渡し、今回直った条件を一つの記録へ残します。