AI動画のクラウドと自分のPCを比べるときは、完成した動画の本数ではなく、採用しなかった試行も含めた制作量を揃えます。同じ品質・納期を満たせない構成は、安く見えても比較の候補から外します。
月額を比べる前に、同じ完成条件を決める
長さ、解像度、使うモデル、素材、許容できる待ち時間を先に決めます。ブラウザ型の動画サービスと自分のPCでは同じモデルを使えない場合があるため、同じ映像の完全再現ではなく、仕事に必要な仕上がりを満たすかを判断します。
月の完成本数:
1本の長さと解像度:
1本を完成させるまでの平均試行数:
採用できる映像の条件:
締切と待てる時間:
外部へ送れない素材:
既存PCでできる範囲:
自分の仮定で月額を比べる
次の計算欄には、比較方法を試すための仮の数字が入っています。実際のサービス料金、PC価格や消費電力を示すものではありません。契約画面や自分の記録で置き換えてください。入力はこのページ内で計算し、CSVへ保存できます。
初期値は説明用の仮定です。時間を金額に含めない場合は、保守時間の単価を0円にします。
PCの購入費を、使う期間へ分ける
PC側は、購入・増設費から比較終了時の残存価値を引き、利用する月数で割ります。すでに持っているPCをそのまま使うなら、今回の追加購入費を0円にして比較できます。買い替えたいという理由だけで、既存PCの過去の購入額を再度追加しません。
電気代は、平均消費電力のkW × 稼働時間 × 円/kWhで求めます。GPUの仕様上の最大消費電力だけをPC全体の平均値として使わず、実測または根拠のある仮定として記録します。保存費と保守に使う時間も別に入力してください。
クラウド側は、固定費と試行に増える費用を分ける
月額サービスは固定費へ、時間課金のGPUは時間単価と利用時間へ記入します。月額に生成利用料が含まれる場合は、その同じ費用を時間課金欄へ重ねて入れないでください。超過分や外部API、保存領域の費用は別に加算します。
作業が増える月には、試行数や生成時間を増やして再計算します。仮定を変えるだけで結果が逆転するなら、いきなり長期契約やPC購入をせず、短い期間の実際の使用量から判断する方が確かです。
保守時間は、現金の費用と別に加える
PCとクラウドを比べるときは、完成する品質、必要な操作、保存と再開、使う期間を揃えます。生成の待ち時間と、更新や失敗対応に使った作業時間も別に記録してください。
このページの計算機には、保守時間と時間単価の欄があります。時間を含めない比較と、自分の記録から見積もった時間を含む比較を分けます。例えば、月2時間を1時間2,000円で評価するなら月4,000円です。保守時間をすでに含めた結果へ、同じ金額をもう一度足さないようにします。これは作業の価値を表す仮定で、現金の請求や実測の保守時間ではありません。
金額の差が小さい場合は、止まったときに戻せるか、モデルや操作が目的に合うかも判断に含めます。安いという結果だけで、新しいPCや長期契約を選ばないようにします。
計算結果だけで買い替えを決めない
月額が低い方でも、必要なモデルが動かない、制作中に他の仕事ができない、納期に間に合わないなら選べません。逆に、毎月少ししか使わないなら、既存の環境を使い、必要な月だけ外部サービスを検討する方法もあります。
この計算は、金利、税、為替の変動、故障確率や将来の販売価格を予測しません。残存価値も保証額ではありません。CSVには比較した日と仮定を残し、条件が変わったら更新します。
PCでの実行時間はComfyUIの測定手順で確認できます。サービス選びはAI動画ツールの比較へ進み、まず今回作りたい一本を完成させられる条件から候補を絞りましょう。