AI活用

n8nで定期レポートを作る|元データ・集計・要約を分けて確認する

n8nの定期レポートで取得期間・母数・集計・AI説明を分けます。未取得データ、分母0、原因の推測、同じ期間の再送と訂正版を点検する設計例です。

この記事の目次
  1. 対象期間の開始と終了を固定する
  2. 件数・合計・率を、通常の処理で求める
  3. AIには、集計の説明と確認候補だけを頼む
  4. 送信済みの期間を、再実行の記録へ残す
  5. 次に知りたいこと

定期レポートは、元データの取得と集計を確定してから、AIへ説明文を頼みます。AIに数値の計算と原因の推測を一度に任せず、期間・母数・比較条件を先に揃えます。

対象期間の開始と終了を固定する

「昨日の売上」「先週のアクセス」といった言葉だけでは、タイムゾーンや集計の境界が曖昧になります。日本時間で前日の0時から次の日の0時直前まで、など、取得条件と日時の形式を決めます。

定期起動はSchedule Triggerで設定できます。起動が遅れた場合にも同じ期間を取得できるよう、実行時刻と集計対象期間を別の項目へ持たせます。

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件数・合計・率を、通常の処理で求める

AIへ渡す前に、必要な行がすべて取れたか、重複がないかを確かめます。率は分子だけでなく分母も保存します。先週の10件と今週の20件を比べるなら、対象日数や取得条件も揃えます。

{
  "period": "説明用の一週間",
  "records": 100,
  "completed": 80,
  "pending": 20,
  "completion_rate": 0.8,
  "data_complete": true
}

これは架空の集計例です。分母が0なら率を無理に0%へせず、「対象なし」と区別します。途中までのデータは、完全な期間の集計と同じ見出しで出さないようにします。

AIには、集計の説明と確認候補だけを頼む

数値を変えずに要約し、原因が分からない増減は確認候補として書くよう指定します。増加した理由を、キャンペーンの効果などへ勝手に結び付けないようにします。

出力の役割 記録するもの
事実 期間・数値・比較条件
解釈の候補 何を追加で調べるか
次の作業 担当と確認対象

送信済みの期間を、再実行の記録へ残す

同じ期間のレポートをもう一度作る場合は、訂正版か重複かを区別します。元データが変わったなら、前の版との違いを残してください。取得失敗時に前日の数字をそのまま流用しないようにします。

最初は自分だけが見る試験版で、集計結果と説明文の一致を読みます。Search ConsoleのCSVを使う場合は、AIによる分析のように、数値と改善候補を分けて渡す方法が使えます。

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