AI活用

n8nで問い合わせを振り分ける|担当決め・確認待ち・通知をつなぐ

n8nで問い合わせを担当者へ振り分ける設計。受付ID、担当候補、確認待ち、通知失敗を分け、空欄や二重送信を含むテスト表で処理の抜けを確認します。

この記事の目次
  1. 通知する前に、受付の記録を作る
  2. 担当表は、決められない場合まで書く
  3. 受付済み・通知済み・引受済みを同じ状態にしない
  4. 正常な一件の後に、抜けやすい4件を試す
  5. 次に知りたいこと

問い合わせの自動振り分けは、担当候補を決めるだけでなく、誰も引き取っていない依頼を見つけられる形にします。受付IDを付けて一覧へ残し、担当不明や通知失敗を確認待ちへ戻すと、処理が途中で消えるのを防ぎやすくなります。

通知する前に、受付の記録を作る

フォームから届いた内容は、受付ID、受信日時、相談の種類、対応状態を持つ行として保存します。担当者への通知だけで終えると、通知先が間違っていた場合や、通知を見落とした場合に追跡が難しくなります。

フォーム → Webhookで受け取る → 必須項目を検査
  → 受付IDで重複を確認 → 受付一覧へ保存
  → 担当候補を決める → 確認待ち、または担当へ通知
  → 担当者が引き受ける → 対応中

n8nのWebhookノードにはテスト用と本番用のURLがあります。フォームが送る先、認証、受け取る項目を検証環境で確認してください。ここでは公開URLや認証情報を配布せず、処理の構成を説明します。

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担当表は、決められない場合まで書く

問い合わせの条件 担当候補と例外
新規制作の相談 受付担当。見積もりや納期の確約は人が内容を確認してから
契約中の障害連絡 保守窓口。契約と連絡先を確認するまで緊急性を決めつけない
請求についての質問 経理窓口。口座変更などは通常の振り分けと別に本人確認する
複数の条件、または情報不足 確認待ち。相談を捨てず、受付担当が振り分ける

フォームで相談種別を選んでもらえるなら、最初はその値で分岐できます。自由記述をAIへ読ませる場合も、担当を確定する規則は別に置き、AIが返したメールアドレスへ自由に送信する作りにはしません。

受付済み・通知済み・引受済みを同じ状態にしない

通知が届くことと、担当者が対応を始めることは別です。一覧に「通知済み」のまま残った依頼を見直せるようにします。確認する時刻や期限は業務側で決め、期限を超えた依頼を誰が引き取るかも担当表へ含めます。

{
  "request_id": "sample-20261009-001",
  "category": "new_project",
  "owner_candidate": "reception",
  "status": "waiting_review",
  "notification_status": "not_sent",
  "accepted_by": null
}

これは記録形式の例です。自由記述の全文を通知へ貼らず、受付IDと必要な要約を送る形なら、個人情報が複数の場所へ広がるのを抑えられます。元の問い合わせを閲覧できる権限も合わせて決めます。

正常な一件の後に、抜けやすい4件を試す

  1. 連絡先が空欄:後続へ流さず、入力不足として確認待ちへ残るか。
  2. 同じ受付IDを再送:受付行や通知が二重に増えないか。
  3. 担当表にない内容:既定の確認先へ残り、勝手な担当が作られないか。
  4. 通知だけ失敗:受付情報が残り、通知から再開できるか。

顧客への返信は、この振り分けとは別に内容と宛先を確認する工程にします。受け取る、記録する、担当を決めるところまで安定してから、次の作業をつなげましょう。複数のツールをAIに選ばせる場合はAIエージェントの最小構成で責任範囲を確認できます。

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