【Apache】リライトのログの出力方法と設定方法
Apacheでリライトを使う場合、ログを確認したいことがあります。
リライトのログの設定方法と出力の方法を紹介します。
リライトの出力方法
# **** ログの出力 ****
# rewrite logの出力
<IfVersion < 2.3>
# version 2.2
LogLevel warn
RewriteLogLevel 9
RewriteLog "C:/MAMP/logs/rewrite.log"
# Mac,Linux
# RewriteLog "/Applications/MAMP/logs/rewrite.log"
</IfVersion>
<IfVersion > 2.3>
# version 2.4
LogLevel debug rewrite:trace8
</IfVersion>
Apacheのバージョンによって書き換える必要があります。
IfVersionというディレクティブでバージョンを指定できます。
2.2の場合RewriteLogLevelというのが設定できます。
9が最も細かくログが出力される状態です。
その内容が、RewriteLogで指定しているパスに書き込まれます。
Apacheには2.3はありません。
Apache2.4の場合、上の書き方が使えないですが、trace8という書き方で代用できます。
レベルはtrace1 ~ trace8 までで、
trace8が最も細かくログが出力される状態です。
デバックする際にはtrace8に設定します。
それ以外のときは、trace1でいいです。
Apache2.4では出力先は選べないので、apache_error.logに出力されます。
ログファイルの場所の確認の仕方は、【Apache】ログの場所の確認と設定方法を参考にしてみてください。
Apacheのバージョンの確認方法
MAMPを使っている場合、以下のようにServerRootを探します。
#windows
ServerRoot "C:/MAMP/bin/apache"
#Macなど
ServerRoot "/Applications/MAMP/Library"
ServerRootは、Apacheがインストールされているディレクトリと思いましょう。
windowsなら、ServerRootの中のbinの中のhttpd.exeです。
Macなら、ServerRootの中のbinの中のapachectlです。
#windows
C:/MAMP/bin/apache/bin/httpd.exe -v
#Macなど
/Applications/MAMP/Library/bin/apachectl -v
などで確認できます。