AI動画の比較は、使いたい場面と採用条件を決め、送った試行をすべて記録します。良い一本だけを並べるより、何回作り直し、どこを修正したかが、自分の制作に合うかを判断する材料になります。
先に、採用できる動画の条件を決める
例えば「机上の箱を静止させ、カメラがゆっくり移動する5秒の素材」を課題にします。採用条件は、箱の形が保たれる、背景が突然変わらない、必要な尺を使える、などです。これは比較課題の例で、今回の生成結果ではありません。
用途、表示先、比率、必要な尺、使える予算、試行の上限を書きます。途中で良い結果が出たツールだけに採用条件を合わせると、同じ課題を比べられなくなります。
共通入力と、ツールに合わせた調整を分ける
一回目は共通の素材と伝えたい動きで試します。ただし、参照画像、指定できる尺、プロンプトの扱いはサービスによって違います。同じ文章を貼り付けたことだけを公平な比較の根拠にしないでください。
二回目以降に、そのサービスの公式手順へ合わせて指示を調整する場合は「調整テスト」と分けます。共通入力での結果と、使いこなすために追加した手間を両方残すと、初回の使いやすさと改善の余地を比較できます。
失敗と不採用も、一試行として残す
| 結果 | 記録すること |
|---|---|
| 生成完了・採用 | 採用した区間、必要な修正、確認した条件 |
| 生成完了・不採用 | 形や動きの問題、消費量、次に変える点 |
| 生成エラー | 状態、消費と返還、再送前の確認 |
| 送信していない | 入力条件の問題、まだ生成していない理由 |
入力不正で送っていない記録は、生成した回数とは分けます。完了したが期待と違う結果は、不採用として残します。サービスごとの返還規定を確認し、エラーなら必ず無料、とは一律に扱わないようにします。
比較票へ、採用理由と修正時間を書く
素材ID、モデル、設定、尺、比率、共通入力か調整テストかを「素材ID・用途・モデルと設定」の欄へ記録します。理由は「なんとなく良い」より、「箱の角が最後まで同じ」「字幕を置く余白がある」のように、確認できる特徴で書いてください。
一回の試行から比較記録を作る
入力内容は送信されません。残したい記録はCSVで保存してください。
条件を入力すると、ここに結果が出ます。
消費量から返還分を引き、採用本数で割ると、採用一本までに使ったクレジットの目安を出せます。この数値と現金の契約料は別です。サービスごとにクレジットの単価が違うため、クレジット数だけで他社より安いと決めないようにします。
待ち時間は送信から完成までか、保存までかを揃え、修正の作業時間と別に記録します。見ていない出力や測っていない時間は、予想で埋めず未確認としてください。
採用0本のときは、単価を出さず次の判断へ進む
採用がなければ、採用一本あたりの単価は計算できません。0円や無限の費用を実績値として出さず、費やした消費量と時間、満たせなかった条件を残します。上限回数に達したら、入力素材の変更、静止画の編集、実物の撮影なども検討します。
このページの比較票は自分の試行を記録する道具です。各サービスの生成品質をDevsが測定済みという意味ではありません。比較の進め方と結果を分け、用途と条件を添えて採用を決めてください。
候補を選ぶ前なら用途別の動画AI比較へ。Runwayの消費量と支払条件はRunwayの料金確認で照合できます。