Pencilは、AIと一緒にデザインを作るワークフローで使われるツールです。Flutter実装では、Pencilの出力をそのまま完成コードにするのではなく、Widget、Theme、状態へ分解する必要があります。
この記事の結論
PencilからFlutterへ進める時は、デザイン案を確定し、画面構造を抽出し、Widgetに分解し、Themeへ統合し、最後に実機サイズで確認します。
Pencilから受け取るもの
- 画面の目的
- 主要Frameやコンポーネント
- 色、余白、文字のルール
- .penやMCP経由のデザイン文脈
- 生成されたコード案やメモ
Flutterへ分解する手順
- 画面をHeader、Body、Footerなどに分ける
- 繰り返し部分をWidget化する
- 色や文字をThemeへ寄せる
- 状態が必要な箇所を洗い出す
- ListViewやFormなどFlutterの標準Widgetへ置き換える
コード化の最小例
class PromoCard extends StatelessWidget {
const PromoCard({super.key, required this.title});
final String title;
@override
Widget build(BuildContext context) {
return Card(
child: Padding(
padding: const EdgeInsets.all(16),
child: Text(title),
),
);
}
}
AIに任せる範囲
AIにはWidget候補、分割案、Themeへの反映案、レスポンシブ確認リストを出させると有効です。最終的な命名、状態設計、アクセシビリティ、既存コードとの整合は人が確認します。
実装後に確認すること
- 生成コードを既存Widgetへ統合したか
- Themeや定数に寄せたか
- デザイン上の状態差分を実装したか
- AI生成コードの不要な依存を除いたか
- 複数サイズで確認したか
よくあるつまずき
- Pencil出力をそのまま本番コードにする
- デザイン案と仕様を混同する
- 状態やエラー表示を後回しにする
- アクセシビリティやタップ領域を確認しない
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まとめ
PencilはFlutter実装の初速を上げる補助になります。ただし完成コードではなく設計素材として扱い、Widget分解とレビューを必ず行いましょう。