n8nテンプレートは、ノードの数や見栄えより、自分が渡せる入力と欲しい出力が一致するものを選びます。読み込んだ後には、接続先、認証、送信・更新の処理を確認し、テストデータだけで結果を見てから使い始めましょう。
ここでは、仕事別に探すテンプレートの構成と確認票をまとめます。掲載する構成は選定用の設計例で、認証情報を設定すれば必ず動く完成済みJSONの配布ではありません。実際のテンプレートはn8n公式のworkflow一覧から探せます。
メール分類:受信箱を動かす前に、候補だけを保存する
探す構成は「Gmailの入力 → 分類 → 確認用一覧」です。初回はメールの送信、削除、アーカイブを含む処理を動かさず、件名など最小限のデータで、分類候補を確認します。
- 必要な接続:試験用Gmail、分類処理、結果の保存先。
- 入力例:見積相談、請求の質問、分類できない短文。
- 確認する結果:許可した分類だけが出るか。判定不能が確認待ちへ入るか。
試験用の保存先で結果を確認できてから、ラベル付けへ範囲を広げます。元メールのIDを保存しておくと、同じメールを再処理したかを確かめられます。
WordPress下書き:本文より先に投稿状態を固定する
探す構成は「原稿データ → 必須項目の検査 → 下書き登録 → 作成IDの保存」です。AIによる文章生成とWordPressへの登録を分けると、内容の問題なのか登録の問題なのかを切り分けやすくなります。
- 必要な接続:検証用WordPress、下書き作成に必要な権限の認証。
- 入力例:短いタイトル、抜粋、本文、原稿を識別するID。
- 確認する結果:公開されないこと、同じ原稿の再送で投稿が増えないこと。
HTTPがタイムアウトした場合も、登録先には下書きができている可能性があります。無条件に再送する前に、作成結果を確認します。実装と制約はWordPress下書き登録の手順を参照してください。
問い合わせ振り分け:担当不明の行き先を残す
探す構成は「フォーム入力 → 必須項目の検査 → 担当候補の決定 → 確認待ち一覧」です。通知だけで終えると、誰も引き取らなかった依頼が残るため、担当と状態を一覧で追える形にします。
- 必要な接続:フォーム、問い合わせ一覧、試験用の通知先。
- 入力例:通常の相談、空欄、担当が複数考えられる相談、同じIDの再送。
- 確認する結果:担当不明を破棄せず確認待ちへ残せること。
顧客への自動返信は別の工程に分けます。担当候補を決める処理が安定する前に、外部へ返事を送るところまで一度に広げない方が、問題を見つけやすくなります。
ダウンロードした構成のまま実行しない
- 提供元の説明で、対応するn8nの版、必要なノード、接続先を読む。
- HTTP送信、メール送信、ファイル操作、コードの内容を確認する。
- 認証を本番へつながず、試験用の入力と出力先へ置き換える。
- 正常・空欄・重複・接続失敗の結果を確認する。
- 停止方法と元へ戻す方法を記録してから、運用する範囲を決める。
再利用のために残す記録
テンプレート名・提供元URL:
取得日・n8nの版:
自分が変更した箇所:
必要な接続と権限:
正常な入力例・期待する出力:
空欄・重複・接続失敗の結果:
送信・更新・削除を含む場所:
最後に動作を確認した日:
次の担当者と停止方法:
接続先や版を変えたときは、この記録を使ってもう一度試します。AIにツールを選ばせる構成へ広げる場合は、n8nのAIエージェントと停止条件が次の確認先です。