【MySQL】SQLステートメント(クエリ)やSQLの種類などの基礎知識

データベース

SQLとは?
SQLステートメントとは?
クエリとは?
SQLの種類は?
といった基礎知識を紹介します。

SQLとは

SQL(Structured Query Language)は、データベースを操作するために使用する言語です。
基本的にどのデータベースでも同じようなSQL文を書くことになるので、汎用的な知識となります。

以下ではMySQLの書き方を紹介しますが、racleDB、PostgreSQLでも同じように書くことができます。

SQLステートメント = クエリ

データベースに対する命令のことを、ステートメントといいます。
SQLステートメントとは、SQLを使ったデータベースへの命令のことです。
それをクエリとも言います。

SQLの種類:DDLとDML

次の2種類に大別できます。

  • DDL:データ定義言語
  • DML:データ操作言語

DDL(Data Definition Language)は、データ定義言語です。
DDLは、データベースオブジェクトの定義に使用します。
テーブル定義に関しては、SQLのデータ定義(DDL)の書き方まとめを参考にしてみてください。

DML(Data Manipulation Language)は、データ操作言語です。
DMLは、テーブルデータの操作に使用します。データの取得、更新、削除、挿入などです。
データ操作に関しては、SQLのデータ操作(DML)の書き方まとめを参考にしてみてください。

他にもDCL(アクセス権限)、TCL(トランザクション制御)などもありますが、
取り合えずはDDLとDMLを扱えるようになることが大事です。

SQLの記法

主に以下のような記法のポイントがあります。

  • セミコロンで文を区切る
  • 大文字小文字は区別しない
  • コメントの書き方は3種類

コメントは、以下のようにして記述できます。

/* 区間コメント */
-- 文末までのコメント
# 文末までのコメント

SQLクライアント

データベースを操作するときに使うものが、SQLクライアントです。
DBeaverなどがあります。

mampなどはローカルのPCなどでMySQLサーバーが起動しますが、
そのデータベースを操作するときに、SQLクライアントを使ってデータの挿入や削除を行います。