JavaScriptで数値を操作できるようになりましょう。
JavaScriptで数値を操作できるようになりましょう。
数値を操作する
下の配列から合計が知りたいとしましょう。
そのような命令はJavaScriptにはないので、下のように作って上げる必要があります。
{
const testResults = [100, 50, 20];
let sum = 0;
testResults.forEach(testResult => {
sum += testResult;
});
const avg = sum / testResults.length;
console.log(sum); //170
console.log(avg); // 56.6666666666666
}
小数点部分を操作する
平均の小数点部分を変えたいときは、下の命令と組み合わせます。
- Math.floor→切り捨て
- Math.ceil→切り上げ
- Math.round→四捨五入
- avg.toFixed→小数点第何位までか指定する
{
const testResults = [100, 50, 20];
let sum = 0;
testResults.forEach(testResult => {
sum += testResult;
});
const avg = sum / testResults.length;
console.log(Math.floor(avg)); //56
console.log(Math.ceil(avg)); //57
console.log(Math.round(avg)); //57(56.6が四捨五入されて57)
console.log(avg.toFixed(4)); /56.6667
}
ランダムな整数の作り方
乱数を生成するには、次の命令を使います。
Math.random()
Math.random()は0以上1未満のランダムな数字が生成される命令です。
「ランダムな整数」をつくるには、少し計算を加える必要があります。
1未満の数値の最大値をかけ合わせても2を超える数値はできないので、
これを利用して整数をかけることで、ランダムな数値の上限を調整することができます。
たとえば、3をかけてあげれば、3未満のランダムな数値を作ることができます。
そしてMath.floorを使うことで、切り捨てられるので、整数が取得することができます。
0…nまでのランダムな整数を作り方
基本的に使う式は、次の通りです。
0…nまでのランダムな整数をつくりたい場合、次のような計算式を使います。
Math.floor(Math.random() * (n + 1);
最小値minから最大値maxまでのランダムな整数を作り方
最小値minから最大値maxまでのランダムな整数をつくりたい場合、次のような計算式を使います。
Math.floor(Math.random() * (max + 1 - min) + min
max + 1 -minは最大値を設定するための計算です。
最後のminを足すことで、最小値を設定しています。
max + 1は上の0…nまでの場合と同じです。そのあとに-minをするのは、最小値で+minを足しているからです。
サイコロのように1…6の数字を作りたいなら、次のようになるね。
//Math.floor(Math.random() * (6(max) + 1 - 1(min)) + 1(min));
Math.floor(Math.random() * 6 + 1);