npmを利用する際に知っておくべき最低限のコマンドライン
npmを利用するには、ターミナルを利用する必要があります。
コマンドラインはたくさんありますが、npmを利用するために知っておくべき最低限のコマンドラインは20種類もありません。
まずはそれらを使えるようになっておきましょう。
ls(list segments)カレントフォルダの中身を確認
ls (windowsならdir (directoryのこと))でカレントフォルダの中身を確認できます。
lsはlist segmentsの略です。
cd(change directory)ディレクトリを移動
cd(change directory) でファイルのツリーを上がったり下がったりできます。上がるときはcd .. とします。2段階上がりたいときは、cd ../..とします。
下がる(フォルダの中の特定のフォルダに入る)ときは、cd フォルダ名 といれます。途中まで入力いsてtabキーを押すことで候補が確認できます。
clear 入力履歴を消去
clear でターミナルの入力履歴を消去することができます。
touch ファイルを作成
touch (windowsはedit) でファイルをつくることができます。たとえば、touch index.htmlとするとindex.htmlというファイルが作成されます。
上矢印、下矢印で入力したキーの履歴を遡って使用できます。
ファイルを作成するときは、複数指定することで一括で作成することができます。
touch index.html Script.js といった具合です。
rm(remove)ファイルの削除
rm(windowsはdel)で削除できます。 rm index.html とすると削除できます。
mv(move)ファイルをディレクトリツリー上で移動させる
mv ファイル名 移動させたいdirectoryでファイルを移動させることができます。たとえば、mv script.js ../で親のディレクトリにscript.jsを移動させることができます。
mkdir(make directory) フォルダを作成
mkdir(make directory) でフォルダを作成できます。たとえば、mkdir sampleとするとsampleという名前のフォルダができます。
rmdir(remove directory)「空のフォルダ」を削除
rmdir(remove directory)で「空のフォルダ」を削除することができます。mkdirも逆となります。
rm -R 中身の入っているフォルダを削除
rm -R (Rはrecursive 再帰的なのR)フォルダ名とすることで、中身の入っているフォルダを再帰的に削除することができます。再帰的という言葉が難しいですが、意味としては「その前後で処理する」「答えを返す」といったことで、結果としてはとりあえず中身の入ったフォルダを削除できるんだなということがわかっていればOKです。