Flutterの状態管理とは、画面に表示する値やアプリの状況をどこに置き、どう更新し、どのWidgetへ伝えるかを決めることです。
この記事の結論
初心者は、まずsetStateで画面内の状態を理解し、次にProviderやRiverpodで複数Widgetにまたがる状態を扱う順番がおすすめです。
状態とは何か
- カウンターの数値
- 入力フォームの文字
- ログイン済みかどうか
- API読み込み中かどうか
- 取得した一覧データ
setStateで十分なケース
1画面の中だけで完結する小さな値はsetStateで十分です。まずはsetStateを理解すると、状態が変わると画面が再描画される流れが分かります。
ライブラリが必要になるケース
- 複数画面で同じ値を使う
- API結果をキャッシュしたい
- ログイン状態をアプリ全体で参照したい
- テストしやすく分けたい
- Widgetが大きくなりすぎた
学ぶ順番
- StatefulWidgetとsetState
- ValueNotifierやInheritedWidgetの考え方
- ProviderまたはRiverpod
- APIや認証状態の分離
- テストしやすい設計
実装後に確認すること
- 状態が画面内だけかアプリ全体かを分けたか
- setStateで十分な範囲を見極めたか
- ライブラリ導入の目的を説明できるか
- 状態とUI表示を混ぜすぎていないか
よくあるつまずき
- 最初から複雑な設計にする
- 状態をすべてグローバルに置く
- API通信と表示ロジックを同じWidgetに詰め込む
- ライブラリ名だけで選ぶ
次に読む記事
- Flutter setStateの使い方|画面を更新する基本と注意点 — FlutterのsetStateを初心者向けに解説します。値を変更して画面を更新する流れ、よくある書き方、非同期処理後の注意点を整理します。
- Flutter Riverpodの使い方|Providerで状態を読み書きする基本 — FlutterでRiverpodを使う基本を解説します。flutter_riverpodの追加、ProviderScope、Provider、ConsumerWidget、ref.watchの流れを整理します。
- FlutterでAPIを取得する方法|http・JSON・FutureBuilderの基本 — FlutterでAPIを取得する基本を解説します。httpパッケージ、GETリクエスト、JSONパース、Future、ローディングとエラー表示の流れを整理します。
まとめ
状態管理はFlutterアプリを大きくするための土台です。setStateで基本を理解し、必要になったらProviderやRiverpodへ広げましょう。